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収納ベッドのメリット・デメリット
収納ベッドとは
ベッド下の空間をまるごと収納として使えるアイデア家具です。ワンルームや1Kでも、チェストや押し入れを別途用意せずに済むため、限られた部屋を広く使えます。
- 引き出し式 → 日常使いの小物・衣類に。価格が安く開閉ラク
- ガス圧跳ね上げ式 → ベッド下全面収納。大物OK・引き出しスペース不要
- チェストベッド → タンス並みの収納力。浅型+深型の使い分け可
- 共通の注意点 → 密閉性が高いほど湿気がこもりやすい。除湿対策を忘れずに
収納ベッドとは?ベッドと収納が一体化した省スペース家具
収納ベッドは、一般的なベッドのデッドスペース(床下の空洞)を収納として活用できるベッドです。タンスやカラーボックスを別途購入しなくてよいため、間取りの小さい賃貸アパートやマンションに特に向いています。
✔ 選定基準・このページで扱うタイプ
- ベッド下が収納スペースになっているモデルを対象
- 引き出し式・ガス圧跳ね上げ式・チェストベッドの3タイプを比較
- 各タイプのメリット・デメリットを整理して紹介
スペース使いの達人、3タイプの構造
収納ベッドには大きく3種類があり、構造・収納量・用途がそれぞれ異なります。引き出しが付いたシンプルなタイプから、マットレス下全体が開くタイプ、タンス一体型の大容量タイプまで、目的に合わせて選ぶことが大切です。
3タイプ早見比較表
| タイプ | 収納量 | 得意な用途 | 引き出しスペース | 価格帯 | 湿気リスク |
|---|---|---|---|---|---|
| ガス圧跳ね上げ式 | 大(全面) | スーツケース・季節物 | 不要 | 高め | 高め |
| チェストベッド | 大(整理型) | 衣類・タオルの整理収納 | 必要 | 中〜高 | 高め |
| 引き出し式 | 小〜中 | 日用品・衣類の補助収納 | 必要 | 安い | 低め |
BOX構造モデルは密閉性が高く除湿対策が必要です。引き出し式はスペースが開放的なため湿気がこもりにくい傾向があります。
ガス圧跳ね上げ式収納ベッド
ガス圧跳ね上げ式収納ベッド
マットレス下全面を大容量収納として活用するタイプ
床板にガス圧ダンパーが付いており、自動車のトランクのように床板全体がスムーズに開閉します。女性でも軽い力で開け閉めできるため、力の弱い方にも安心です。
メリット
- 開閉がかんたん(ガス圧ダンパーで女性でも楽)
- 引き出し開閉のためのサイドスペースが不要
- ベッド下全体が一つの収納空間になるため収容量が最大
デメリット
- 小分けスペースがないため、小物の整理には向かない
- 寝具を毎回どかす必要があり、頻繁な出し入れは手間
- 密閉性が高く湿気対策(除湿剤)が必要
こんな方に向いています
スーツケースや季節家電など大きい荷物をまとめて保管したい
部屋の横にタンスを置きたくない、壁際スッキリさせたい
布団・毛布など季節物をしまいたい
毎日頻繁に開け閉めして使いたい方には少し手間あり
チェストベッド(大型収納ベッド)
大型収納ベッド(チェストベッド)
タンスとベッドが合体。衣類・タオルをまるごと整理できるタイプ
ベッドに二段式タンスが組み込まれたような構造で、衣類・タオル・バッグなどを分類・整理して収納できます。フレームが強固なため、反対サイドに長いものを収納できるスペースが設けられているモデルも多くあります。
メリット
- 引き出しが深くタンス並みの収納力(浅型+深型の組み合わせも)
- 高さのある物や長い物も収納しやすい
- BOX構造はゴミ・ほこりが入りにくい
- 丈夫なフレーム構造でベッド全体が安定
デメリット
- ベッド高さが高くなるため存在感がある
- 3タイプの中で価格が最も高い
- 密閉性が高く除湿剤が必須
- 重量・部材数が多いため組み立てが大変
こんな方に向いています
衣類をタンスなしで整理・管理したい
チェストを別に置くスペースが確保できない
収納の容量・整理のしやすさ両方を重視する
ベッドの高さが気になる方、狭い部屋には圧迫感がある場合も
組み立ての手間が大きいため、引き出し部分が完成品のモデルや組立設置サービスの利用をおすすめします。
引き出し付き収納ベッド
引き出し付き収納ベッド
ベッド下の数か所に引き出しを備えたシンプルな収納ベッド
収納ベッドの中でもっともシンプルかつ手軽なタイプです。日常的に使う衣類・タオル・ベッドまわりの小物収納に最適。引き出しは左右付け替えが可能なモデルが多く、部屋のレイアウトに合わせた設置ができます。
メリット
- 収納ベッドの中で最も価格が安い
- 構造がシンプルで使いやすい
- 引き出し反対側のスペースも収納スペースとして活用可
- 開放構造のため湿気がこもりにくい
デメリット
- 引き出し開閉用のサイドスペースが必要
- 他タイプより収納量が少ない
- 引き出し反対側はほこりが侵入しやすい(BOX構造なしの場合)
こんな方に向いています
コストを抑えて収納力も欲しい
日常使いの小物や衣類を手軽に収納したい
引っ越し予定がありコンパクトに保ちたい
壁際への設置は引き出し向きを事前に確認すること
BOX構造・レール付きキャスター付きのモデルはほこりの侵入を防ぎやすくおすすめです。
タイプ別の選び方ガイド
何を収納したいかで決める
| 収納したいもの | おすすめタイプ | 理由 |
|---|---|---|
| スーツケース・スキー板・布団など大型荷物 | ガス圧跳ね上げ式 | ベッド下全体が1つの大空間になるため |
| 衣類・タオル・バッグをタンス並みに整理 | チェストベッド | 浅型・深型の引き出しで細かく分類できるため |
| 日用品・ベッドまわりの小物・下着類 | 引き出し式 | 手軽に開け閉めでき日常使いに最適なため |
部屋の広さ・レイアウトで決める
引き出し式とチェストベッドは引き出しを開けるためのサイドスペース(40〜50cm程度)が必要です。壁際に設置する場合は、引き出しの向きを部屋の中央側に向けることを忘れずに。ガス圧跳ね上げ式は上方向に開くため、スペースを気にせず設置できます。
湿気・カビ対策は必須
密閉性の高い収納(ガス圧跳ね上げ式・BOX構造チェストベッド)は湿気がたまりやすい構造です。以下の3点を習慣にしましょう。
- 収納スペースに除湿剤(シリカゲルタイプ推奨)を設置する
- 衣類は完全に乾いてから収納する
- 月に1回程度、収納を開けて換気する
よくある質問(FAQ)
収納ベッドは本当に部屋が広くなりますか?どのくらい収納家具を減らせますか?
タイプによってはタンス1本分の収納を代替できます。チェストベッドであれば幅80〜90cmのタンスを1本置かずに済む場合があります。引き出し収納ベッドは小型カラーボックス1〜2個程度の代替効果とお考えください。「収納できる量」と「整理できる量」は異なるため、収納タイプの選択と合わせて収納したいものを先に整理しておくと購入後のギャップを防げます。
3タイプのうち、最も収納量が多いのはどれですか?
収納スペースの絶対量はガス圧跳ね上げ式が最大です。ベッド下全体が一つの大きな空間になるため、他のタイプでは収まらない大型荷物(旅行用スーツケース・布団・季節家電など)も収められます。次いでチェストベッドが整理された大容量収納として優れており、引き出し式は日常使い向けの補助収納という位置づけです。「何を、どのくらい収納したいか」を先に決めることが後悔しない選び方の第一歩です。
収納ベッドは普通のベッドより寝心地が劣りますか?
フレームに収納が付いているかどうかは寝心地にはほぼ影響しません。寝心地を左右するのは主にマットレスの品質です。ただしチェストベッドや跳ね上げ式はベッドの床面高さが高くなるため、厚みのあるマットレスと組み合わせると乗り降りが不便になることがあります。マットレスの厚みはフレームの床面高さを考慮して選ぶことをおすすめします。
引き出し収納ベッドを壁際に置くとき、引き出しの向きはどう考えればいいですか?
引き出しを開けるためのスペース(奥行き40〜50cm程度)が必要なため、引き出し側は壁から離して配置するか、引き出しを部屋の中央側に向けて設置する必要があります。ほとんどの引き出し収納ベッドは左右付け替えに対応しているため、部屋の間取りを確認してから引き出しの向きを決めましょう。「届いてから開けられないことに気づいた」というトラブルが最も多いケースの一つです。
収納ベッドはカビやすいというのは本当ですか?対策はありますか?
密閉性が高い収納タイプほどカビのリスクは高まります。特にガス圧跳ね上げ式やBOX構造チェストベッドは空気が入れ替わりにくいため、除湿対策なしで使用すると収納物にカビが発生する場合があります。対策として、①収納スペースに除湿剤を設置する、②衣類は完全に乾いてから収納する、③月1回程度開けて換気する、の3点が有効です。引き出し式はスペースが開放的なためカビリスクが最も低いといえます。
引き出し反対側のスペースはどう活用できますか?
引き出しが片側に付いている場合、反対側のベッド下スペースは収納スペースとしてに使えます。アイロン台・ギター・スノーボードケース・布団圧縮袋などを横置きするのに適しています。(クロス構造の場合は長物不可)BOX構造でないモデルはほこりが入りやすいため、使わない場合でも収納ケースを置いてカバーするのがおすすめです。
引っ越しが多い人でも収納ベッドは選んで大丈夫ですか?
引っ越しの頻度が高い場合は、分解・再組み立てのしやすさと重量の確認が重要です。チェストベッドや跳ね上げ式は部材数が多く重量もあるため、引っ越し業者への追加費用が発生する場合があります。引き出しが2杯程度のシンプルな収納ベッドや、ボルトレス構造のモデルは分解・組み立てが比較的容易です。2〜3年で引っ越す予定がある場合は、シンプルな収納ベッドか脚付きマットレス+収納ケースの組み合わせも検討してみてください。
収納ベッドは別途タンスを買うより本当に得ですか?
トータルコストで比較するのが正解です。通常のベッドフレーム(3〜5万円)+タンス(2〜4万円)を別々に購入すると合計5〜9万円程度になるケースが多いです。チェストベッドは6〜10万円台が主流ですが、1台でベッドとタンスを兼ねられるためトータルで同等以下になる場合が多く、部屋の床面積が減る分、体感的な広さも増すメリットがついてきます。
収納ベッドに向いているもの・向いていないものは?
向いているもの:使用頻度が低くまとめて保管できるもの(シーズン衣類・布団・スーツケース・季節家電)、整理して収納したい衣類・タオル・下着類。
向いていないもの:毎日頻繁に出し入れするもの(調理器具・文房具・電子機器)、重量のある書籍・工具類(引き出しへの負荷大)。また、湿気に弱い革製品・カメラ・楽器などは除湿剤を使用しても密閉スペースへの収納は避けることをおすすめします。
まとめ
収納ベッド3タイプの使い分けポイント
- スーツケース・大型荷物を収納したい → ガス圧跳ね上げ式:ベッド下全体が1つの大空間。引き出しスペースも不要。
- タンスを減らして衣類を整理したい → チェストベッド:収納力&整理力が3タイプ最大。タンスとの置き換えに最適。
- コストを抑えて補助収納が欲しい → 引き出し式:価格が安くシンプルで使いやすい。日用品・小物収納に。
- 湿気対策は全タイプ必須:除湿剤の設置と月1換気を習慣にしましょう。
- 引き出しの向きは設置前に確認:壁際設置時は引き出し方向を部屋の中央側に向けること。







